助産院での出産

最近注目されている助産院での出産。気になっている人も多いと思います。

そこで、助産院出産やサポートについて、経験を元にご紹介します。

助産院とは

助産師が管理する9床以下の施設です。正常分娩であれば、医師の指示なく助産師が分娩介助できます。

分娩の他、母乳指導や検診、産後のサポートを行なっています。

助産院出産のメリット、デメリット

メリット

  • ・自分の好きな姿勢で出産できる(水中出産等も対応してもらえる)
  • ・出産に向けた体作りの仕方を教えてもらえる
  • ・予約制で検診の待ち時間が少ない
  • ・検診の時間をゆったり取ってくれるので、聞きたい事を聞けて不安が少ない
  • ・産後、赤ちゃんと一緒にいれる(家に帰ってからのリズムが作りやすい)
  • ・入院中、体に優しい食事を作ってくれる所が多い
  • ・旦那や兄弟が一緒に泊まれる

デメリット

  • ・華美が好きな人にはあまり向かない
  • ・医療介入が出来ないので、万が一の時は(緊急帝王切開等)救急で病院に運ばれる場合がある
  • ・運動や食事管理について厳しい所もある

助産院出産を経験して感じた事

初めての助産院の印象は、普通の家!木のぬくもりがあって、とても落ち着く空間でした。1人目は病院出産だったので、心配な事等助産師さんに相談したら、パッと的確に返答してもらえて不安が軽くなりました。

食事や体重管理は正直厳しかったです。ただし母親が赤ちゃんを安全に、健康に産むためだったので工夫をして乗り越えました。(助産師さんからのアドバイスがありました)妊娠中はよく運動するように言われていました。

3回ほど提携病院での検査がありました。内容はエコー検査、内診、血液検査などです。病院での妊婦検診と同じです。

出産時は、病院の分娩台と比べて体がラクでした。自由な体制で分娩できたので、赤ちゃんの動きに呼吸を合わせ、無理なく産めました。体作りは大変でしたが、赤ちゃんと一体となって頑張ってきたという喜びが大きかったです。

産後の食事は、助産師さんがその日の産婦の体調に合わせて作ってくださる和食膳でした。とても心がこもった美味しい食事で、出産を頑張ったご褒美でした。

私がお世話になった助産院は、お産入院は基本的に1組です。なので助産師さんがつきっきりで見てくれました。産後の過ごし方や赤ちゃんの心配事の相談にも乗って下さり、とても有意義な時間でした。

助産院で産みたい方へ

病院も助産院もそれぞれメリットデメリットがあります。それをよく考えて、周りとも相談して納得できる方を選ぶのが良いと思います。助産院でも対応や雰囲気はそれぞれ違いますので、まずは見学などでご自身に合いそうだという所を見つけて下さいね。

参考

助産所・助産師の特徴を知ろう(出産施設、産前産後 ケア拠点)|ドクターズ・ファイル

2020/08/18 更新

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